相手への愛情、女の意地、プライドが不倫女性を苦しめる。
私のブログに寄せられる恋愛相談では、不倫問題も少なくはありません。
基本は相談者の女性が独身、男性が既婚者というパターンが多いです。不倫の恋で悩まない人なんていないはず。でも、一度始まってしまった関係は、なかなか終わらせる踏ん切りがつかないことも多いようです。それはどうしてなんでしょうか?
不倫をやめられない心理にはこの2つがあると思います。
・相手への愛情
・女の意地やプライド
「相手への愛情」に関して言うと、自分のものにならないからこそ、余計相手の存在が欲しくなるという心理もあると思います。その場合、意外と成就してしまうと、愛情の熱が下がってしまうこともあるようです。そして「女の意地・プライド」というのは、「奥さんに負けたくない!」という気持ちや「自分を大切にしてもらいたい」という心理です。
つまり、満たされないからこそ、燃え上がり、何が何でも成就したくなるのが、不倫なのです。ではどうしたら、不倫から抜け出すことが出来るのでしょうか?
不倫が解消される方法は言わずとも、「不倫を成就させる」「彼とは別れる」のどちらかです。でも、実はこの2つとも、根本的な問題は同じだったりします。
不倫を成就させるには?
よく既婚者の男性が不倫の誘いをするときに、2つにパターンがあるといいます。
1「妻とはうまくいってないんだ。いずれ離婚するつもりだ。だから付き合おう」
2「君の事は好き。だけど家族のことは大事にしている。それでもよければ付き合おう」
おそらく、不倫が成就する可能性があるのは、1の方だと思います。
既婚者がきちんと離婚をし、自分の方を選んでくれれば、成就するわけです。でも、そうすんなりいかないから、悩んでいるのではないでしょうか? でも、相手の離婚を不倫相手が関与することなどできるでしょうか?
それはNOです。離婚するか否かは、その夫婦の問題なんです。第三者が介入できることではないんです。
つまり、自分が介入できることは、相手が離婚するか否かではなく、相手が自分と結婚してくれるかどうか、なんです。
ではどうするかこたえは?実は シンプルです。
彼が自分のことを(本当の意味で)大事にしたい!と思うほど、愛される女性になることです。それに尽きます。
ただ、先ほど、「不倫を成就させる」「彼とは別れる」の根本的な問題は同じだと言った理由があります。それは、彼がきちんと自立をした男性ではないということです。そもそも彼が離婚しようがしまいが、第三者には関係ないことです。夫婦の問題なんです。それを分からないで、第三者の不倫相手を巻き込もうとしているのは、正直言うと、甘ったれています。
それによって、相手の気を引こうと思っているだけであり、相手にどんな影響を与えるか? など考えてもいません。自分が可愛いだけなんです。なぜなら、本当に相手を心配させたくなければ(大事にしていれば)、夫婦の問題に介入させないし、黙って離婚をするものだからです。
つまり、なかなか結果が伴わない場合は、相手は言っているだけという可能性は高いです。もしそんな都合の良い言葉に振り回されてしまう人は、耳をふさいで、相手の行動をよく見ましょう。言葉ではなく、行動で判断する必要があります。そこに真実があるものです。
ただ人を変えるなんてことは、簡単なことではありません。正直言うと、相手が変わろうという意思がない限り、難しいです。
つまり、相手の行動次第の「成就」は、自分の思い通りにいかない結果の方が多いでしょう。
不倫相手と別れるには?
冷静に物事を見つめてみましょう
では、不倫相手と別れるには、どうしたらいいでしょうか?
結論から先に言うと、「冷静に物事を見る」ことです。
先ほどの、既婚者の男性の2パターンの不倫の誘いでいうと、1の場合は先ほど書いたように、結果は「相手次第」、しかもこんなことを言うタイプの人と付き合うと、不毛な結果になりやすいことを理解しましょう。
そして、2の場合はどうかというと、あなたとの不倫がむしろ相手の「夫婦関係の潤滑油」になっていることを知りましょう。だから、奥さんと別れるどころか、夫婦円満の秘訣にすらなっているんです(もちろん奥さんにバレなければですが)。
彼は夫婦間でのストレスをあなたで解消していることが多いし、また不倫をしているという罪悪感があるから、奥さんに対して優しくもなれるのでしょう。
それでもあなたは、彼と一緒にいたいですか? この事実を知ったら、彼と別れたいという気持ちになるのではないでしょうか?
もしそれでも一緒にいたい場合、彼のことを本当に愛していて、彼の幸せが自分の幸せくらいになっていたら、奥さんに彼をお借りしているくらいの謙虚な気持ちで、彼との関係を継続させることはできると思います。
ただ、そこまで彼のことを本当に愛していたら苦しまないし、このコラムを読むことはないかもしれません。
もし成就をしたら……
「人にしたことは自分に戻ってくる」とはよく言われるものです。
もし不倫関係後、成就した場合は、結婚をしておきながら、不倫をしていた男性が相手なので、彼が夫婦間のストレスを自分自身で折り合いをつける自立心をもたない限り、また外の女性に向かう可能性は無きにしも非ずです。そのときは、自分が奥さんの立場として、同じ目にあう覚悟も必要です。
不倫は、自分さえ良ければいいという、自分勝手な男女の恋愛の形でもあります。奥さんに対して思いやりがないのはもちろんのこと、結婚している方は不倫相手を本当の意味では大事にしていないものです。
もちろん、既婚者にも素敵な人はいるし、結婚していても、他の人を好きになることはあります。でも、自分と相手だけではなく、周りのことも考えられるようになれば、一線を越えない関係というものもできるはずです。
そんなときは“プラトニックラブ”を目指しましょう。いくら夫婦でも、相手の心までは縛れるものではありません。できることなら、不倫ではなく、誰も傷つけない状態で、お互いのことを思いやれる関係を目指したいものですね。
(ALL Aboutより引用)
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